「ちょっと痛いですよ、頑張ってください。」

うう・・・痛い
去年と同じあの痛みだ。 
痛みを耐えるため全身に力が入る。
まだか、あ、今、肉片を摘んだようだ。
痛い。かなり痛む。苦痛に顔が歪む。


「お疲れ様でした。終わりましたよ。痛くてすみませんでした。」

ふぅー、どうやら終わったようだ。
毎年この子宮体癌の検査は痛くて困る。

着替えて診察の椅子に座るように看護師が催促しているが
どうしたことだか、全身の脱力が強すぎて今にも倒れそうだ。
重症筋無力症の影響かもしれない。
にしても検査後こんなに脱力を感じたのは初めてだ。
10分ほどすると身体はいつも通りに戻った。

全身思いっきり力を入れたらこんなになるんだろうか・・・。
ふと、疑問に思い、会計を待っている待合で再び全身に力を込めてみた。
やはりだ。
力を抜いた途端、全身に強い脱力がくる。
これから仕事だ。大丈夫だろうかと思いつつ
難病の医療助成の受給者証をカウンターに置いた。



また、ある日の出来事だ。
後継部が重怠い。首を支えるのが辛い。
頭ってこんなに重いのだろうかと思うほどに。
そんな時は必ずと言っていいほど
食事もちょっと時間がかかったり
食べ辛かったりする。
噛んでいると顎が怠くて仕方がないので
途中で噛むのをやめて適当に噛んで飲みこもうとする。
が、飲み込みもなかなかできなかったりする。
パンなんて最たるものの代表だ。 
それも午後が強いので仕事を終えて帰宅してからの夕食は
年がら年中、冷やしそうめんで済ませんている。
冷たいもの。すっと喉を通るあの快適さは何物にも変えられない。
栄養は偏るが仕方がない。
ただ、そうめんのつゆに混ぜた刻みネギが
咽せの原因になっているのはいただけないが
薬味ネギなしっていうのも味気ないのでそのままにしている。

また複視も目立つようになってきている。
仕事を終えてからの外は見えづらい。
それだけに限らず、こうして記事を書いているこの今も
ふと周囲を見たら複視の世界。

91B3FA40-0F2A-4DC0-9DA2-F22660C787E1


AB107F71-4237-4588-A5E4-24D80F82B1AD



それから疑問なんだが
この2年ほど筋クランプ(腓返り)が酷くて悩んでいる。
夜間は1時間おきに強烈な痛みが襲い目が覚めるため
まとめて睡眠が取れていない。
普通は、脹脛に多いのだろうが
私の場合は足背から脛にかけてくる。
日中は大腿後面に多い気がする。
どうしたことか最近はいろんな場所にくる。
手指にまでくるため痛いだけでなく不便で仕方がない。
この数週間前から第4第5指がつることが多い。両側性。
何かおかしい気はしているがもうしばらく様子をみようと思う。



先日受診した脳神経内科で主治医からちょっと増悪傾向にあるので
血漿交換を・・、という提案があった。
そのためには再度筋電図が必要とのこと。
血漿交換ならば入院だ。欠勤はできないので悩む。


そういう今日は朝からすでに首が支えられない。